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2006年8月16日 (水)

「ヒルズ黙示録―検証・ライブドア」を読んだ

ヒルズ黙示録―検証・ライブドアを読んだ。

6月上旬に村上ファンドの村上氏が逮捕されたときの直前の記者会見や、それに関するニュースをGyaoで見たときに、この本の著者である大鹿氏が出てきてこの本の内容を検察は参考にして村上氏の逮捕に至ったというようなことを話しており、興味を持った。

この本ではライブドア事件がメインのテーマだけど、それだけに限らずライブドアのニッポン放送買収騒動、楽天のTBSなどに関して村上ファンドがどうかかわったかについても書いてある。

非常に細かな裏事情がかかれており、よくここまで取材したなぁ、と感心させられた。当事者もよくここまでしゃべるものだなぁ、とあきれる部分もあったけど。

ゴールドマン・サックスなどのプレイヤーについても書かれており、裏でいろいろとすごいことがおこなわれていたんだなぁ…

この本ではライブドアが「株券発行業」などで暴走してことについても書かれているが、それだけでなく、検察の捜査の問題(「国策捜査」)や、放送会社の経営陣のレベルの低さ、「粉飾国家」などについても言及している。

この本にもあるように、ライブドアはいろいろな問題を提起し、それによって法律などが改正されたり、某IT企業がプロ野球参入を横取りしたり、とこれまでの常識を破るような行動を起こしてきたが、おいしい果実は他にとられてしまう、という結果になっている。ライブドアといい村上ファンドといい日本の守旧派を打ち破る可能性を持った存在だっただけに、こういう結末になったのは残念だよなぁ。日本を悲観的しか見れないのは悲しいものがある…

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» ヒルズ黙示録 [乱読日記]
大鹿 靖明 ヒルズ黙示録―検証・ライブドア [要旨] ヤツらはどんな「ワル」だったのか?21世紀日本、最先端の闘い。舞台裏の人間ドラマを描ききった、話題沸騰の書き下ろしルポ。 ホリエモン初公判だったんだね。 まぁ、検察は何が何でもホリエモン主犯... [続きを読む]

受信: 2006年9月 4日 (月) 23時11分

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