カテゴリー「投資一般」の記事

2008年2月26日 (火)

2007年分確定申告

ブログを約4ヶ月も放置してしまった。番外編はたまに更新してたんだけど。

今年も頭の痛い確定申告の季節がきてしまいました。ということで、国税庁Webサイトの確定申告書等作成コーナーで作成。もう5年連続であり慣れたものだ。毎年このサイトでできることが増えており、去年は手書きonlyだった先物の申告もWebでいけた。今年嵌まったのは以下の項目だった。

楽天証券の先物損益計算: 前年は松井証券の口座だけであり、Webサイトからcsvを先物、先物mini、オプションと分けてダウンロードして、ちょっと加工すれば計算書に書く数値を判断するのは簡単だったけど、今年は楽天証券で先物miniをトレードしたこともあり、Webサイトを探してもcsvをダウンロードする機能が見つからずに一つずつ計算させられるのかと思って頭が痛くなりそうだった。楽天証券のサイトのQ&Aを読んで、ようやくマーケットスピードでcsvをダウンロードできるのに気づき、それをちょっと加工してなんとかなった。申告書の記述は去年と同様に種別(先物、先物ミニ、Op)ごとにまとめて記述し、決済年月日も手書きで追記して期間を記入した。この書類だけは控えが作成されないので、自分でコピーをとっておいたほうがいいと思う。そういえば、DLJから楽天に変わってからは、楽天クオリティーというか、サービス自体は便利に使わせるんだけど長所だけを述べて短所とかデメリットを明記しないという感じであり、また嵌め込まれるところだった。これはネット業界の悪い部分で、ソフトバンクがADSLに参入した頃から顕著になってきている気がする。

先物の所得(分離所得)への控除の適用: 今年は現物株式が損失となってしまい、逆に先物は利益となって前年の損失繰越分を使ってもプラスになる状況であり、これらは損益通算で相殺できないため先物の利益に対して税金を取られてしまうという計算になってしまった。今年は先物以外に申告する所得は配当所得だけであり、社会保険料控除と基礎控除を使い切れずにもったいないことになるかと思われたが、Webで計算された税金の額が意外と低いので計算書を見て確認したところ、どうやら配当所得で使い切れなかった社会保険料控除と基礎控除は先物の利益分に適用されているようだった。それでも株式の損失分は相殺できないのは残念だが。来年はそれを越えるだけの利益を上げるしかないなぁ。この相場状況だと苦しいけど。

住民税の配当割額控除額が正しく記述されない: 国税庁Webサイトの確定申告書等作成コーナーで申告書を作成し、配当所得については全部必要事項を入力して国税については配当控除が正しく計算されて記入されたのに、それに相当する額が第二表の住民税の配当割額控除額に自動で計算されず0円扱いになってしまった。ちょっといろいろと試してみたがだめだったので、その2つ上の「配当に関する住民税の特例」のところに自分で計算した金額を記入しておいた。

印刷時に用紙の下のほうが切れてしまう: 「■」の記号が右上、左上、左下に印刷されるんだけど、プリンタのせいなのかわからないが切れてしまう事象が発生した。控えの分はいいとして、提出分については97%に縮小して印刷した。たぶん、PDF閲覧用にAdobe ReaderではなくFoxit Readerを使っているのが原因なんだろうけど。

短期投資からは引退する方向で考えているが、今年に入ってからの現時点で出ている先物Opの利益や、前年からの株式の損失の扱いなどで来年も申告することになりそう。e-Taxの特典は確か来年までのようだし、来年はe-Taxに挑戦してみるかな。

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2007年10月29日 (月)

『「黄金の羽根」を手に入れる自由と奴隷の人生設計』を読んだ

「黄金の羽根」を手に入れる自由と奴隷の人生設計 (橘玲 著)を読んだ。

最近貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメントを読んでこの人が書いた「黄金の羽根」の本のことを思い出して調べていたら、他にも興味のある本を出版していたので読んでみた。

2001年に刊行されたゴミ投資家のための人生設計入門[借金編]を2004年に文庫化したものであり、前半部分が「黄金の羽根」へと展開され、後半部分は「得する生活」へと展開されたとのこと。

前半部分は「黄金の羽根」と同じような内容であり、昔読んだ内容を思い出しながら読めた。世間一般の視点とは違った視点からお金に関することを見ており、内容をどこまで信じるかは人それぞれだが、こういう視点もあるということを考えながら読むことで新たな発見につながると思う。

後半部分は借金に関連する内容であったが、日頃自分は借金にはかかわらないようにしていることもあって、いろいろとためになる内容だった。金融というお仕事の説明で消費者金融やトイチなどについて説明していたり、「国営」の金融機関から有利にお金を借りることができるということを説明していた。自分が借金でかかわっているのはクレジットカードの一括払いだけであり、この本では-0.5%の利息としてポイントも含めて有利だと書いてあった。借金で首が回らなくなった人が返済のためにより高利の借金を重ねて破滅に至ることが多いということについても書いてあり、そんなことするよりもバンザイしてとっとと自己破産なりしたほうがよいということも書いてあり、感心した。

この本の最後で指摘しているのが、小泉政権が既得権をつぶすさめに民営化を進めているが、日本では「弱者」がいろいろな支援をもらっていて一番既得権がある立場であるが、そういう層が増えるとシステムとして破綻に向かうので、市場原理で進化していくことになるだろう、ということであった。「弱者」の定義の中にうまく入れずに苦しんでいる若者もいるし、「弱者」の定義の中にうまく入って搾取している老人もいるという状況は個人的に実感していたのだが、こういうのが是正されるにはやはり時間がたって自然と是正されることを待つしかないんだろうなぁ。難しい問題だと思う。お金持ちはこういう「弱者」に搾取される前にとっとと国外脱出したほうがいいんでしょうね。

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2007年10月17日 (水)

「貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント」を読んだ

貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント - ノーベル賞学者とスイス人富豪に学ぶ智恵を読んだ。

短期投資をやめて長期投資(20年とかのスパンの超長期投資)を勧める内容。個人的にここ数年は短期投資志向になっていたがそろそろ限界を感じていたため、投資の基本を改めて認識することができてためになる内容だった。

日本の世代間の金融格差について言及し、若い人ほど将来に向けて投資をする必要があり、老人はそれが不要と指摘。年金資金運用基金の運用方法を述べ、内外の債券・株式についてそれぞれ期待利回りとボラティリティを考慮し、ポートフォリオの配分割合を決め、ドルコストで買い付けて、超長期で利回りを評価することが重要と指摘。相場の上昇や下落で配分割合が大きく変わったときにリバランスで対応することと、超長期で考えると期待収益に対するボラティリティが小さくなるため、相場急落局面でも「何もしない」ことの重要性にも触れている。

また、アルファ戦略とベータ戦略について述べており、市場平均であるベータを取るパッシブ運用の重要さと、アクティブ運用でアルファを取りにいくことの困難さを指摘し、パッシブに徹することを指摘している。

他に、ポートフォリオ理論の観点から、持ち家を買うことについても述べており、個人のポートフォリオにおける不動産の割合が高くなりすぎることを指摘している。

自分が投資を始めてからしばらくたった頃に、金持ち父さんシリーズの本や「ランダム・ウォーカー」の本や「黄金の羽根」の本を読んでおり、この本で書かれていることの内容はすでに知っていることが多かったが、数年ぶりにこういった内容の本を改めて読むことで、長期投資の重要性を再認識することができた。

この本では、短期投資の場合には投資に関する情報収集や分析に時間をかけすぎてしまい、クオリティ・オブ・ライフの低下を招くという記述があり、自分も投資に関して割く時間が多くなっているのが問題だと思っていたので、今後の投資方法について自分の今後の人生も含めて再検討したいと思った。投資に関する情報収集や分析は半分趣味みたいなものなのでそんなに苦になってはないつもりだったけど、確かに使っている時間はかなりのものがあるので見直すきっかけにしたい。

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2007年5月 6日 (日)

「マーケットプロファイル分析」を読んだ

「マーケットプロファイル分析」 (柏木 淳二 著)を読んだ。

著者の柏木氏は、マーケットプロファイル分析に関する本を3冊出版しているが、この本が最初のものであり、他の2冊と比較して基本的な部分をちゃんと解説している。短期ディーリング戦略についても記述があり、トレンドデーだとどういう戦略にすべきか、ノントレンドデーだとどういう戦略にすべきか、などが書いてある。

他の2冊(「デイトレーダーのためのマーケットプロファイル分析」「マーケットプロファイル - 市場心理を読んで相場に勝つ方法」)はこの本の内容を前提をしているので、すでに絶版となっているが、ぜひ入手して読んでおくことをお勧めしたいと思う。

この本で、30分時間帯ごとのモード、バリューエリア、TPO、RFについて、それがどのように推移するのかということも相場のヒントになるという記述があった。2月の時点でマーケットプロファイルを作成するプログラムを書いていたが、実際の相場で使うときに、場中の30分毎の各指標を表示することができなかったので、この本を読んだことを機に、それもできるように改良した。

この本を読む上で注意が必要なのは、10年ほど前にかかれた本なので、最近の相場では当てはまらないパターンもあるかもしれない、ということがある。このあたりは経験を積んで応用できるようにしていくしかないんだろう。マーケットプロファイルという考え方自体は流動性のある相場なら使えるものだとは思う。

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2007年4月29日 (日)

「レアメタル・パニック」を読んだ

「レアメタル・パニック」を読んだ。

最近の非鉄金属に分類されるレアメタルの急騰を理解できる本。

現在のレアメタル価格の上昇の背景を、中国における需要の増加と、中国自体が輸出を絞っているといったこと(資源ナショナリズム)から説明。他にも、レアメタルは電子部品・電子材料などいろいろな分野で使用されていて日本は大きな消費国であるということを説明しており、レアメタルの入手が困難になると、これらのメーカーに大きな影響があることを指摘している。

他にも、レアメタルのこれまでの歴史についての記述や、著者が商社マンとしてレアメタルとかかわってきた事例、日本は今後どうすべきか、などの記述もあり、とても勉強になった。

日本の非鉄関連各社は、住友金属鉱山を除いて鉱山を自社保有しておらず、海外の非鉄メジャーへの出資などで資源を入手しているらしい。

著者の中村繁夫氏は、蝶理で商社としてレアメタルに長年かかわっていて、2004年に部門をMBOで買収してAMJ(希少金属専門商社のアドバンスト マテリアル ジャパン株式会社)を設立し、社長として経営しているそうだ。

この本を読むまでは、レアメタルの高騰とか、非鉄関連各社の株価が急騰したりといったことはニュースでなんとなく知っていても、いまいち理解できていなかったが、この本のおかげである程度理解できたと思う。これを自分の投資にどう結びつけるかが難しいところだが… 鉱山開発に着手した住友金属鉱山、埋蔵量は多いチタンを扱うが、精錬技術に圧倒的な強みを持つ住チタや邦チタ、レアメタルのリサイクルというこの本の指摘・提案から、それに強みを持つと予想される企業などがターゲットか。住チタや邦チタなどは、すでに大相場を演じてかなり将来を織り込んでいる状況と思えるし、いまから買うのもなぁ。ただ、住友金属鉱山もそう思って1,400円あたりで買うのを見送ったら、今年に入って急騰して今は2,200円台だしなぁ。

あるいは、海外の非鉄メジャーに直接投資するということも選択肢だなぁ。非鉄3大メジャーは、BHPビリトン BHP Billiton (BHP)、リオ・ティント Rio Tinto (RTP)、アングロ・アメリカン Anglo Americanであり、ともにアメリカの企業ではないが、前2つはADRの売買が可能。アメリカの会社としては、Newmont Mining Corp. (NEM)がある。5年チャートを見たが、BHPやRTPは5倍くらいに値上りしていてすごいと思った。そういえば、日本の三菱マテリアルとか住友金属鉱山も、2003年あたりは51社リストとかに名前が入っていていつ潰れてもおかしくないという状況だったんだよなぁ。あのときに投資できる先見性はさすがになかったな。

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2007年3月10日 (土)

「ヒルズ黙示録・最終章」を読んだ

「ヒルズ黙示録・最終章」を読んだ。

以前読んだ「ヒルズ黙示録―検証・ライブドア」の続編であり、ライブドアの裁判のその後の動向とか、村上ファンドの裁判の件などについて書かれている。

ライブドアの件は、社長の堀江よりは宮内が主導の粉飾だったようだが、やはり社長という立場で「自社株食い」を知っている立場として有罪になるのは免れないのでは、という内容となっている。この裁判に関するいろいろな報道などから、検察のずさんな捜査のせいもあって無罪になったりする可能性もあるのかも、と思ってたけど、この本を読むと無罪というのは厳しそうですね。それにしても、この本を読むと新興企業を信頼することができなくなってしまうと感じた。株式市場もすでにそういう雰囲気になっていて、新興市場株は下落トレンドがとまらない状況になっているし。簡単にMSCBを発行してお金をつくりだせるような錬金術はまずいよなぁ。ごく一部の企業の悪行が目立っているだけで、大半の会社はまともだと思うんだけど。それにしても、最近は利益を大きく見せてIPOするだけして、すぐに業績下方修正を出すなど、証券会社が手数料をかせぐためだけに無理している気がしてならない。

村上ファンドの件は、どうみても検察がアホとしか思えない。昨年6月の村上の記者会見のときにもそう思ったが、この本でもどうようの指摘になっている。どうみても国策調査なんだろうな。粉飾裁判呼ばわりされてるし。この本に書いてある検察のずさんな捜査方法は読んでいてあきれたし、こんな捜査に税金が使われていると思うと悲しいものがある。検察を批判したり改革を促すような勢力がないという問題点を指摘しているが、この裁判が終わった後にはなんらかの動きがあるのかなぁ。宮内の横領を見逃している点は本書で指摘しているが、それ以外にも、ニッポン放送に関する大和證券のインサイダー疑惑とか、最近の日興コーディアルの粉飾とかのほうがもっと重大なんだけどなぁ。

ソニー買収構想は実現していたらすごかっただろうなぁ。確かにいまのソニーはズタズタで、ブランド価値も下がっていると個人的には思っていたけど、世界ではSONYというブランドネームは貴重なものであり、そういう認識が株式市場でもあるようで、軟調に推移していた株価が業績からは考えられないほど突如上昇を始めたからなぁ。かなり外国人に握られてしまっていると思うけど。確かに日本国を代表する大企業だけど、そもそも50%以上の株を外国人が占めるような企業は外資系企業と同等でしかないので、こういった企業を優遇する政策を取るのは国益にはならないんだよなぁ。キヤノンとかもそうだし、ああいった企業を優遇しないようにしたほうが国のためになると個人的には思う。

著者が最後に書いてある、旧世代と若い世代の世代間闘争という内容が、この一連の出来事に関することをうまく現しているんだろうなぁ。村上も記者会見で話していたし。

月刊宝島 2007年4月号にこの本の著者の記事があった。内容は本に書いてあるのとほとんど同じだったが、この本を出した後の動きについてちょっと述べており、やはり堀江の有罪は避けられないという内容だった。

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2007年3月 9日 (金)

「デイトレーダーのためのマーケットプロファイル分析 - すべてのデイトレーダーに捧ぐ」を読んだ

「デイトレーダーのためのマーケットプロファイル分析 - すべてのデイトレーダーに捧ぐ」 (柏木 淳二 著)を読んだ。

2000年に出版された本ということであり、デイトレーダー自体に関する記述は古いが、その部分は単なる読み物と割り切って読んだ。

マーケットプロファイル分析に関してだが、この本ではマーケットプロファイル自体の基本的な説明はほとんどなく、マーケットプロファイルを使って実際にデイトレードをするときにどのように考えていくか、というシミュレーションのようなものになっている。

他に、バリューエリアを算出する方法としていくつか提示し、文字の数を利用して近似的に求めることについての記述があった。また、RF(ローテーションファクター)に関する考察があり、マーケットプロファイルの形とRFの数字の推移のパターンをいくつか提示しているのは参考になった。

マーケットプロファイルは、ある日のマーケットの動向を考えるのに役に立つツールだと思うが、解説している書籍やサイトが少なく、この本を読んで実際のトレードへの応用の仕方などがちょっとわかったような気がした。実際に使いこなせるようになるには、経験を積んでいく必要があるのだろう。

ところで、この本は都内の某図書館で借りたけど、本に悪臭が染み付いていて大変な思いをさせられた。公共のものは大切に扱って欲しいものだ。

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2007年2月17日 (土)

2006年分確定申告1

昨年分の確定申告書の作成をほぼ完了。4年連続なのでかなり慣れてきた。

毎年新しく申告する内容があり、そこで嵌まることが多い。今回は主に以下の項目が始めてだった。

配当所得、配当控除の申告: 国税庁Webサイトの確定申告書等作成コーナーで入力したが、配当は各会社ごとに入力するようになっており、約15社分を入力させられて大変だった。小口分散投資は大変な面もあると感じた。配当所得を申告するのは年初から分かっていたので、Excelで受取配当の明細を作っていたが、それは添付しなくてもよくなった。なお、REITの配当(正式には分配金)は配当控除の対象ではないので、確定申告書等作成コーナーで入力するときは、1.のところではなく、5.のところに入力する必要があった。配当控除は配当所得の入力から自動的に計算される仕組みになっているので、注意が必要だった。

先物取引の申告: 日経225miniが開始したりということもあり、日経225の先物、オプションのトレード分の申告が必要になった。残念ながら損失だったので繰越処理だったりするんだけど。申告書の説明やマネー雑誌の確定申告特集を見ると、一つの取引ごとに記述するように書いてあるが、それはデイトレを頻繁に繰り返している人にとってはとてもばかげている。いろいろとインターネットの掲示板などを調べていたら、「先物」「先物mini」「オプション」を分けて、証券会社ごとに分けて、まとめて申告書に記入すればよいという感じだった。それぞれについて、Excelで明細を作り、それを添付すればよいという感じだった。明細は証券会社が発行してくれないので、自分で作るしかないけど、証券会社のサイトからcsv形式で取引履歴をダウンロードできるので、それをちょっと加工してやればすぐにできた。それにしても、先物miniとか言って宣伝しておきながら、確定申告するときには大した情報も提供しないとは、証券会社・税務署ともに腐っているなぁ。

つみたてくんの申告: これは雑所得で申告。さすがに利回り的においしくないし、IPOの抽選資金にしたほうがよほど利益になるので、昨年中に解約。20万を越えていたこともあり、素直に申告。

その他、特定口座源泉ありで3つの証券会社すべてでプラスだったが、メインの1つは源泉のままで申告しないことにして、残り2つを申告することにより、使いきれなかった控除によって税金の還付を受けれた。数万円であり、確かに手間はかかってしまうが、どうせ確定申告しない場合は住民税決定のために区役所に申告する必要があるので、手間をかけた。先物の損失繰越分を考えれば10万円を越える効果があるのか…

アメリカではほとんどの人が確定申告をするものらしいが、よくこんな面倒な作業をほとんどの人ができるものだと思う。もしかして、税金のしくみが日本と比較してシンプルで分かりやすいのかもしれないが。

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2007年2月 3日 (土)

「マーケットプロファイル - 市場心理を読んで相場に勝つ方法」を読んだ

「マーケットプロファイル - 市場心理を読んで相場に勝つ方法」を読んだ。

マーケットプロファイルとは、日中のマーケットの値動きを分析するのに使われるテクニカル分析で、特に短期トレード向けである。自分が良く見ている掲示板で話題になることも多く、気になっていたので、この本を読んでみることにした。

AからIまでのアルファベットを使ったマーケットプロファイルの作り方の記述があり、イニシャルレンジ、バリューエリア、モードなどの概念の説明があり、よく理解できた。

この本では、単純にマーケットプロファイルだけの記述だとページ数が少なくなるからだろうか、相場コラムとか余計な情報が入っているが、まあ読み物としてざっと目を通せばいいだろう。

Web上でマーケットプロファイルを説明しているところは少ないけど、S-Gauge.netとかは参考になった。

マーケットプロファイルを実際に使おうとしたときに問題になるのが、場中に証券会社のツールなどで簡単に見ることができないことだ。なら自分で作ってしまえ、と考え、数年ぶりにプログラムを書いてマーケットプロファイルを作成することができるようになった。

自分にとって一番楽なのはPerlを使うことなので、すべてPerlで記述した。やっつけ仕事だったこともあり、コメントやデバッグ用出力も入れて800行近くになってしまった。モードの同点処理とか、TPOの計算でテールを除くとか、バリューエリアの計算で実際の売買高で約70%になるところを探す処理とかを厳密にやっていることもあるけど。過去のバリューエリアを視覚化したりするのにGDを使って画像で出力するように変更したいんだけど、これはちょっと大変そう。

ちなみに、歩み値取得プログラムは別のプログラムでPerlで書いており、これは150行程度。歩み値をとる方法として楽天証券のRSS (Realtime Spread Sheet)にDDEでアクセスして取得している。PerlでDDEを使うには、Win32::DDEというモジュールを使えばできたが、これはhotlinkに対応しておらず、通常ExcelでRSSを使うときのように、値が変更したときにプログラムが通知を受けて値を取りにいくというのができなかった。仕方がないので、1秒おきに値を読みにいくようにしたが、瞬間的な高値/安値を付けたときなどはとりそびれてしまうこともあった。まあ、hotlinkがあってもちゃんととれるかどうかは分からないけど。歩み値記録だけExcelのVBAを使うことも検討するかなぁ。あとはマケスピのキャッシュを読むとか、通信を解析するとかいう方法も可能性としてあるんだろうけど、ちょっと大変そうなのでとりあえずは今のままで使ってみようと思う。

何となく、1/31, 2/1, 2/2の歩み値で作ってみたマーケットプロファイルを貼り付けてみる。歩み値にとりこぼしがあるので、正しい内容でないところもある。

1/31のマーケットプロファイル

Total TopRF: -4
Total BottomRF: -2
Total RF: -6
Mode: 17350
PositiveTPO: 33
NegativeTPO: 28
ValueAreaLow: 17290, ValueAreaHigh: 17410
17520: A
17510: A
17500: A
17490: a
17480: A
17470: AB
17460: AB
17450: AB
17440: ABCD
17430: ABCD
17420: ACD
17410: CD
17400: CDI
17390: Di
17380: DEI
17370: DEI
17360: EFI
17350: EFGHI
17340: EFGHI
17330: EFGHI
17320: EFGHI
17310: EFGH
17300: EFGH
17290: FGH
17280: FH
17270: F

2/1のマーケットプロファイル

Total TopRF: 1
Total BottomRF: 2
Total RF: 3
Mode: 17500
PositiveTPO: 18
NegativeTPO: 22
ValueAreaLow: 17450, ValueAreaHigh: 17550
17560: i
17550: I
17540: BCI
17530: BCDI
17520: BCDHI
17510: BCDFHI
17500: BDEFGHI
17490: BDEFGH
17480: BEFGH
17470: BEG
17460: BEG
17450: B
17440: AB
17430: AB
17420: A
17410: A
17400: A
17390: A
17380: a
17370: A
17360: A

2/2のマーケットプロファイル

Total TopRF: 0
Total BottomRF: 0
Total RF: 0
Mode: 17610
PositiveTPO: 16
NegativeTPO: 18
ValueAreaLow: 17580, ValueAreaHigh: 17640
17650: D
17640: DH
17630: DEGHI
17620: ABCDEFGHI
17610: ABCDEFGHI
17600: ABCEFGHI
17590: ABCEFi
17580: aBCI
17570: I
17560: I
17550: I
17540: I

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2006年11月18日 (土)

「初めてのオプション理論(改訂新版)」を読んだ

初めてのオプション理論(改訂新版)を読んだ。

オプションの基本理論を理解することができる。初版は昭和63年であり、平成17年に改訂新版として練習問題の答えなどが加筆されている。

アービトラージ(arbitrage[裁定取引])がオプションの考えでは基本となっており、(1期間、2期間の)二項モデルを用いて理論を説明している。将来価値と金利(債券で運用したときの期待収益)から現在価値を求める。危険中立的なポジションにするために現物とオプションの保有比率(デルタ[Δ])を計算する。

オプション価格決定にはボラティリティが影響する(リターンの期待値は影響しない)。

この本を読んでオプション理論の基本が理解できたような気がする。(時間がなくて後半の練習問題はやってないけど。) 実際のマーケットでオプションのトレードをするにはもっと実践的な本を読む必要がある。確率など学生のころに勉強した考え方が出てくるので、数学が苦手な人は理解するのがちょっと大変かもしれないと感じた。こういうときは理系の知識が生かされる。

著者は有限会社ケイズソフトの代表。投資家向けデリバティブ取引支援システムを研究・開発しているらしい。Webサイトにはデリバティブ講座などのコンテンツもある。

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